2024年11月3日(日)東京・新宿住友スカイルーム47階において、協会主催のJDCAデザイン書道フォーラム2024を開催いたしました。
このイベントは広告デザイン界をはじめ、一般の方々にもデザイン書道の理解を深めていただき、その普及・発展を目指して毎年開催しているものです。本年度は午前と午後の二部に分けての開催となり、午前の部では「第22回日本デザイン書道大賞」「第9回筆文字で伝えたいことば大賞」の表彰式が執り行われました。午後の部では、ゲストにコンサルタントの簔口一美さんをお迎えし「企業側から見たデザインとは」と題した講演が行われました。
当日は晴天に恵まれ、午前の部・午後の部ともに全国から多くの受賞者やご家族、関係者の皆様にご参列していただきました。
午前の部
「第22回日本デザイン書道大賞」「第9回筆文字で伝えたいことば大賞」表彰式

会場は表彰式を待つ小学生や高校生をはじめ、そのご家族らが緊張した面持ちの中、久木田理事長は「ひとりでも多くの方が、筆と墨と和紙で文字表現を楽しんでいただくことは、後援をいただいているスポンサーの願いであり、私ども協会の理念。今後も筆文字の素晴らしさを伝えていただきたい」と語りかけました。表彰式では、各受賞者へ賞状と副賞が手渡され、学生の皆さんも堂々とスピーチを行い、会場は感動と笑いに包まれました。
>>『第22回日本デザイン書道大賞』入賞者はこちらでご紹介しています
>>『第9回筆文字で伝えたいことば大賞』入賞者はこちらでご紹介しています
午後の部
簔口一美さんによる講演「企業側から見たデザインとは」
株式会社Diversity Managementで代表を務める簔口一美さんは、スターバックスジャパン株式会社のスタートアップ時期に、店舗開発と店舗運営の執行役本部長に就任し、7年間に直営店舗550店舗、年商550億円まで事業を牽引されました。また、2004年には、ウォルマートからの招聘を受け、株式会社西友の開発部門執行役シニアバイスプレジデントに就任するなど、コンサルタントとして幅広く活躍されています。
講演では、これまでの体験した考えをもとに、成功する営業スキルについてもお話をいただきました。デザイン書道家に限らず、様々な業種の営業の質向上に活用できるのではと思える内容でした。