協会が主催する「筆文字で伝えたいことば大賞」は、子供から大人まで全国の方々に思い思いの気持ちで筆文字を書いてほしいと考えています。
筆文字だから伝わる言葉、筆文字だから感じる言葉など、自由な発想で楽しみながら筆で文字を書く企画としています。
筆で文字を書くきっかけづくりは、書道文化再生の一翼を担うと同時に、これまで筆を持たなかった方々が、書と向き合える機会になります。
私たち日本デザイン書道作家協会は、全国にこのコンペティションを広めることで、新しい書道文化を伝える役割も担っていければと考えています。
第10回『筆文字で伝えたいことば大賞』
主催
JDCA:一般社団法人 日本デザイン書道作家協会
助成
一般財団法人 NISSHA財団
後援
毎日新聞社、株式会社芸術新聞社、株式会社あかしや、株式会社墨運堂、株式会社天来書院、株式会社アートバンク
応募受付期間
2025年6月20日(金)〜9月8日(日)※消印有効
応募資格
国内在住の方(国籍・職業は問いません)
応募作品
筆文字で書きたい言葉2文字以上20字以内(句読点を含む)で考えて表現する。制作は墨または墨汁を使用した筆書き、または筆ペン書きに限る。色は墨色1色(淡墨は不可)とします。タテ・ヨコ自由。欧文も可。これまで国内外で発表されていない作品に限る。また他人の著作権等を侵害しない作品。
※応募者から出品された作品が万が一無断で転載、複製、流用したものであった場合でも、主催者は一切の責任を負わないものとする。また、作品に関し第三者から訴えや抗議がなされた場合、応募者が全責任を負うものとし、主催者に損害が生じた場合、その損害を賠償するものとする。
審査規定
各応募者が考えた言葉が筆文字として、魅力的かつ効果的な表現がなされているか。またその文字が可読性、審美性のあるものかなど。
応募料
無料(ひとり何点でも応募可能)
応募方法[最新の応募用紙をご使用ください]
①作品は一点ごとにA4サイズにモノクロコピーをしたものをお送りください。折曲厳禁、原本は不可。
②複数作品応募の場合、作品1点ごとに応募用紙1枚ずつ必要事項を記入してください。
③団体・学校などで、まとめて郵送しても結構です。
④「応募用紙」はこの記事の一番下のボタンよりダウンロードして下さい。お名前等は正確にお書きください。
郵送先・お問合せ
提出物は下記の協会事務局まで、郵便または宅配便でお送りください。
〒244-0815 横浜市戸塚区下倉田町971
一般社団法人 日本デザイン書道作家協会宛
Tel:070-8551-5156
メールアドレス:sho@j-d-c-a.com
発表
入選者には10月上旬にご連絡いたします。本年度11月2日(日)に開催予定のJDCAデザイン書道フォーラム2025において表彰式を行います。
作品の返却
提出された作品等は返却いたしません。
◎幼児の部(未就学児)
優秀賞 3名
◎学生の部(小・中・高校生)
◎一般の部(18歳以上)
大賞 各1名
毎日新聞社賞 各1名
NISSHA財団賞 各1名
日本デザイン書道作家協会賞 各1名
芸術新聞社賞 各1名
あかしや賞 各1名
墨運堂賞 各1名
天来書院賞 各1名
アートバンク賞 各1名
入選 各4名
※入賞者には表彰式で賞状および副賞を贈呈
※ことば大賞100選の方には認定証を送付
審査員(五十音順)
赤松陽構造/映画タイトルデザイナー
1948年東京都中野区生まれ。1966年日本大学芸術学部映画学科入学。1969年映画タイトルの仕事をはじめる。約500のタイトルデザインを担当し現在に至る。代表作「ゆきゆきて神軍」「HANA-BI」「うなぎ」「美しい夏キリシマ」大河ドラマ「八重の桜」他
石井智也/書道雑誌『墨』編集長
1993年東京都生まれ。大学で書道を学び始め、2022年株式会社芸術新聞社に入社。『墨』編集部として雑誌編集作業に携わり、現在は同誌編集長を務める。取材、記事作成、進行管理に日々奔走中。
岡本光平/現代書家
200回を越える企画個展を国内外で開催。テレビ出演多数。2014年エール大学美術館に作品が収蔵され、大学にて講演と実演。2015年四国八十八ヶ所74番札所甲山寺の大襖46枚に「般若心経曼荼羅」を揮毫。
來田淳/株式会社アートバンク社長
筆文字専門サイト『筆文字なび』主幹。2000年に『日本デザイン書道名鑑』を発行、「デザイン書道」が新語となる端緒を開く。現在、デザイン書道の認知度の向上やデザイン書道家の地位向上に取り組む。
佐伯勉/デザイン書道家・デザイナー
1951年鳥取県日野郡生まれ。1994年デザイン筆文字書籍、CD-ROMなど多数発行。2006年日本ハム「美ノ国」デザイン文字を揮毫。その他、映画、演劇、テレビタイトルなど数多く手がける。独自の文字と墨画、イラストのコラボ作品を制作。
祥洲/書家
1958年京都生まれ。古典から現代アートまで、ジャンルを超えて精力的に作品を発表。独自のカリキュラムによる書指導にも力を注ぎ、多くの若き書人達を輩出しています。2014年NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」を揮毫。
田上妙子/株式会社マール社代表
京都市生まれ。書籍編集や営業のほか、そのままつかえる広告宣伝用文字「ディスプレイ書体集」シリーズのアウトラインフォント化を担当。久木田ヒロノブ氏編『日本のデザイン書道家』『日本の文字クリエイター』発行。
長瀬拓磨/株式会社天来書院代表
1980年東京生まれ。日本大学文理学部心理学科卒。フリーの編集を経て2015年より天来書院刊「シリーズ書の古典」の制作に関わり、その後入社。2020年株式会社天来書院代表取締役就任。
松井昭光/株式会社墨運堂代表
1971年奈良県生まれ。関西学院大学経済学部卒。広告会社の(株)日本経済社で勤務した後、2003年家業である(株)墨運堂に入社。2015年に代表取締役社長(10代目)就任。今年創業220年を迎える。奈良製墨組合理事長。