ごあいさつ
協会を支えていただいている会員の皆さま、並びに関係の皆さまにおかれましては、平素より当協会の事業活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
私どもの協会は今年で 37年目となります。会員数は 100名ほどで、全国のデザイン書道家が集まる組織です。
デザイン書道の普及、発展を目的にイベント、展示会、ワークショップなどを行い、デザイン書道家の社会的地位の向上を目指して活動しております。
その一環として「日本デザイン書道大賞」「筆文字で伝えたいことば大賞」そして、毎日新聞社とのタイアップ企画「書のひろば筆文字デザイン賞」これらのコンペティションを開催しております。
「筆文字で伝えたいことば大賞」は、筆文字だから伝えられる言葉があります。毎年受賞者そして100 選に認定された方の中には、身体にハンディキャップを持ちながらも、素晴らしい作品を提供してくれる多くの方々がいます。
そこには、障害者も健常者もありません。ひとりでも多くの方が、筆と墨と和紙で文字表現を楽しんでいただくことは、後援をいただいているスポンサーの願いであり、私ども協会の理念でもあります。
皆さまには、この機会を通して筆文字の素晴らしさを伝えていただければと思っております。
当協会の会報誌がこの4月で通巻150号を迎えました。発足から会員および一般社会に向けた広報ツールとして、年に4回定期的に発行してまいりました。当協会の取り組みを紹介するだけではなく、読んでもらえる会報誌を作るために、執行部は努力を重ねております。
この150号会報の発行に寄せて、当協会の活動をご支援ご協力いただいているNISSHA財団様をはじめ、日頃よりご協賛いただいているスポンサー各社様、会員のスキル向上に努めご指導いただいているアドバイザーの先生方、そして支えてくださる関係各位の方々から貴重なご寄稿を賜り深く感謝申し上げます。
本年度もJDCAフォーラムをはじめ、ワークショップの開催など精力的に活動してまいります。引き続き皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。